高校物理 (力学) (2025年2月)
これは高校物理の教科書(力学)として、大学教員の視点から書いたものです。しばらく前の話しですが、検定済みの高校物理の教科書をチェックしていたら、その内容が極端に天下り的な記述になっていて驚いたものです。そして、これにはかなりショックを受けたものですが、これが高校物理の教科書を書こうと考え始めた切っ掛けですね。
それで、若者が物理を少しでも楽しく勉強できるようにと考えて書き始めたのですが、予想以上に難しくて閉口しています。しかし基本的には高校物理を学んで、それがやはりある程度は発展性がある事が重要であると思われます。大学で物理を学ぶ時に、高校で学んだ物理がほとんど役に立たないと言うことでは、やはり高校で学ぶ物理に何か欠陥があるに違いないと考えられるものですね。
力学は基本的に質点の運動の時間発展を見て行く学問なので、どうしても微分は必須となっています。微分は高校数学でも学ぶものとは思いますが、しかし高校物理では独自に自然との関連を見ながら微分を学ぶと言う事も重要であろうと思われます。まだ中途段階ですが、まずはこれまで書き終えた部分をここに載せておこうと思います。一部の若者にとってあるいは何かの役に立つかも知れないと期待しています。
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