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現代物理学の展望 : 2025年5月
この本は『アインシュタインへの伝言』の第5章を抜粋したものが基本となっています。これは『物理学の展望』として今後の物理学の方向性を考える一つの切っ掛けになってくれればと言う願いを込めて書いたものです。
但し、この部分が書かれてからすでに15年近くも経っているので、細かいところでは不十分な記述がある事は確かです。しかしながら、これは書き換えをしないでそのままの状態で載せています。何時も書いている事ですが、この事は物理の難しさを表しています。それで今後の研究において、若者に取って将来必ずや何らかの参考になるであろうと思っています。
ここでは現代物理学の将来の方向性として、どの模型が基礎となるかと言う問題に答えた小ノート『物理の上達法』をここに付け加えています。この部分は簡単に理解できると言うものではありませんが、式の検証をきちん行う事ができれば、現代物理学の新しい方向性が見えて来るものと考えています。その意味で、この小ノートが現代物理学を学ぶ若者に取って何らかのプラスになってくれるものと期待しています。
なお最近、進展が見られている一般相対性理論関連の小ノートも付け加えています。一般相対性理論は物理学とは無関係の模型でしたが、しかしこれも現代物理学の基礎を学ぶ上である程度、反面教師的な意味合いにおいても重要であろうと考えられるものです。すなわち、物理学は常に自然現象を基にして、その現象を理解するために理論模型を作成して行くと言う事です。
fffujita@gmail.com