宇宙の夜明け : 2016年4月: [付録G,H 加筆 (2025.2)]
場の理論と一般相対論の読み物(ほとんど教科書)をアップします。これは基本的には Bentham 出版から出版された場の理論の教科書の日本語版に近いものです。しかしかなりの部分は易しく書き直しているため、独学でもその方向性がわかるように書いています。これは数式をなるべく使わない形式を取っているため、むしろ Bentham の教科書を理解する一歩手前の本と言う位置づけになっています。参考文献としては Fundamental Problems in Quantum Field Theory (Bentham Publishers, 2013) ] を参照して下さい。
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[付記S] 最近の研究により、一般相対論は『物理的には無意味』である事が厳密に証明されています ( 『何故、一般相対論は無意味か?』 を参照)。これはこの小ノートの第1章に解説してあります。その意味では、この本における一般相対論関連の記述はあまり意味をなさない事になっています。しかし、ここではその記述はそのままにしてあります。これは理論物理学の難しさを示しているものですが、若手研究者に取って、何かの参考になればと考えています。
なお、特殊相対性理論における『時間の遅れ』に関しても小ノートを加筆しています。これは観測量に
直接関係しているわけではないのですが、考え方としては重要なので参考にして欲しいと思います。
[記:2025年1月]。
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