群論の初歩 : 物理院生用 2020年5月:
「群論と表現論」について物理(主に素粒子論と原子核理論)への応用面を考えた解説書をアップします。この本は基本的には物理学科の大学院の院生用に書いた解説書です。実際、元になっているのは大学院の講義ノートでそのノートの一部を書き直したり書き加えたりして初学者用にまとめたものです。群論は大学での講義ではほとんど見られないものと思いますが、しかし物理を基礎から理解しようとするとどうしても必要になっています。群論を理解しているからと言って、それが研究に役立つかどうかわかりませんが、しかし理論を整理して理解するためにはかなり有用だと思っています。この本が院生諸君に取って少しでもプラスになればと願っています。
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